債務整理には大きく4つの手続きがあります。
主に、弁護士が債権者の方に代わり、貸金業者に対して返済金額の軽減や免除、支払いすぎた金額の返還請求を交渉します。
お手続きをして無事に受任されれば、月々の返済金額が軽減できますので、返済に苦しんでいた生活から抜け出すことができます。
こちらのホームページでは、債務整理の基本的な知識に関してもご紹介しています。
事前にある程度知識を身につけておくことで弁護士へのご相談の際にお役立て頂けるとと思います。
カードローンやキャッシングなどの貸金業者へ支払いをしていたお金の中で、本来であれば支払う必要がなかったお金を「過払い金」と呼びます。
特に、長期間借金の返済を続けていた方はこの「過払い金」が発生している可能性が高いとされています。
この「過払い金」を返してほしいと貸金業者へ交渉を行うことを「過払い金返還請求」と呼びます。
借金を完済している方だけでなく、現在返済中の方でも請求は可能です。その場合は現在の返済額に充当され、合計の返済額が減額されます。
まずはご自身に「過払い金」があるかどうかをお調べすることが必要になりますのでお気軽にご相談ください。
弁護士が過去の貸金業者との取引状況を遡って、法律に基づいた金利を再計算します。
これにより、借金の合計額を減額、さらに利息をなくした借金(原則として元本)を3年間で返済する計画を作成し、貸金業者へ和解の交渉を行います。
和解成立後はその計画通りに借金を返済していく形となりますので、
借金返済の負担を軽減することができるようになります。
民事再生(個人再生)は任意整理とは異なり、裁判所を介して、現在の借金への返済が困難であることを認めてもらい、借金の合計額を減額してもらったうえで、約3年〜5年かけて返済をしていけるようにするお手続きです。
ご自身の所有されている財産を守ることもできたり、特定資格の剥奪がなかったりと、自己破産に比べ制限が少ないお手続きになります。
借金の返済が困難ということを裁判所に認めてもらい、借金の全額を免除してもらうお手続きです。
借金がゼロになるため、日々の借金返済の苦しみから解放され、新たなスタートを切ることが可能になります。